高精度で作られるエンジンプレートをダイレクトにねじ込む独自の構造により、高い剛性を生み出すモノコックボディ。ボディ剛性が高まると、ドライブギア軸の両端をがっしりと支えられる(支持精度が向上する)ので、回転時のパワーロスが減少する。だから、より滑らかな回転フィールを得ることが可能になり、ハンドルを回す力がよりダイレクトにローターまで伝わり、大物とのパワー勝負を有利なものにしてくれる。モノコックボディの大物釣りにおけるメリットは、これだけではない。シンプルな構造による内部スペースの拡大で、従来より径の大きなドライブギアを使用できるようになったため、耐久性の向上を実現した。また、ドライブギアの厚みをアップさせたことで、より力強い巻上げが可能になった。大物狙いのために生まれた…といっても過言ではないほど、パワーファイトに適した特性を備えたモノコックボディ。NEW TOURNAMENT ISO LBDの大物仕様である3000シリーズは、そんなモノコックボディの特性をフルに活用し、剛性重視のマシンカットハンドル、アルミ鍛造ブレーキレバーを組み合わせた生粋のパワーファイターである。3000LBDは、高負荷時の巻上げをものともしないトルク重視のローギア仕様。3000XH-LBDは、スピードとパワーを兼ね備え、総合力で大型をねじ伏せる。ドライブギアは大口径化とともに厚みもアップし、耐久性もさらに強化。ドラグも耐久性を重視した、カーボンワッシャー仕様の「ATDタフ」を採用し、大物とのやり取りをサポートする。